和ろうそく「お米のろうそく」20本入
伝統的な無添加ろうそくです
米ぬかから抽出したロウでつくった和ろうそくです。
滋賀県にある創業100年以上の老舗が、伝統的な手作業でつくっています。
和ろうそくは、昔ながらの製法でつくる、日本のろうそくのこと。
住空間にやさしく、燃えたあとの匂いもほとんど残りません。
和ろうそくの落ち着いた灯りを眺めて、ほっと癒されたり、心安らいだり、落ち着いたり。
心地よいひとときをお過ごしください。
植物原料のみでつくっています
和ろうそくは、自然由来のロウを使うのが特徴です。
たとえば、ハゼの実といった植物の油脂や、お米のヌカ、蜂の巣から取り出すミツロウなどがあります。
本品「お米のろうそく」は、お米のヌカからとれるロウだけでつくられた、植物性100%のろうそくです。
もちろん無添加、無着色です。
やさしいクリーム色は、お米のロウそのものの色なんですよ。
ロウが垂れにくい
ろうそくを使っていると、熱で溶けたロウが垂れてしまうことってありますよね。
ロウが垂れると、ろうそくの燃焼時間が短くなります。
その点、お米のろうそくなら安心。
和紙を使った「芯」がしっかりロウを吸い上げてくれるので、垂れることがほとんどありません。
油煙やススが出ず、においもつきません
石油系のパラフィンワックスでつくられたろうそくは、使用中に黒い煙やススが出たり、火を消した後、お部屋にロウの匂いが残ったりします。
度重なると、壁や家具にしみついて、汚れが落ちないことも・・!
その点、お米のろうそくなら安心。
植物性なのでススや匂いがほとんどないですし、人にも空間にもやさしい、クリーンな使い心地です。
美しい炎が持続
和ろうそくの灯りは、原料となる植物によって、それぞれ個性があります。
炎がゆらゆら揺れるのは、和ろうそくの持ち味のひとつですが、米ぬかのロウは粘りが少ないため、そういった揺れや動きは控えめとなっています。
そのぶん、炎が安定した状態でゆっくり燃え続けます。
和ろうそくのヒミツは〝芯〟にあり
和ろうそくと西洋ろうそくの違いの一つに、「芯」の違いがあります。
西洋ろうそくは「糸」ですが、和ろうそくは「和紙」を筒状に丸めたものを使っていて、芯が太いんです。
すると、ロウをしっかり吸い上げるため、ロウが垂れにくくなります。
さらに・・・
お米のろうそくの芯には、和紙の上に灯心草(トウシンソウ)という植物の繊維を巻きつけてあります。
和紙+灯心草で芯がさらに太くなるため、ロウの吸い上げもさらに良くなります。
ちなみに、和ろうそくの炎は風がないときでも微かに揺れたり、弾むように動いたりしますが、これは、芯の空洞から空気が流れ込むためです。
そして、空気によって炎の中心部分の照度は高くなり、美しく伸びやかな炎になります。
開発秘話
お米のろうそくは、滋賀県高島市で四代続く和ろうそくの専門メーカー、大與(だいよ)さんでつくられています。
その昔、日本中の家庭をあたたかく照らしていた、和ろうそくの灯り。
ところが今、和ろうそくの職人は日本全国で十人もいないほど少なく、滋賀県では、大與さん一軒のみだそうです。
背景には、電気の普及という理由もありますが、大量生産ができ、比較的安価で手に入る、西洋ろうそくが登場したことも大きいでしょう。
和ろうそくは、ひとつひとつが手作業です。
先日、ゆにわマートのスタッフは、大與さんを訪問する機会を得、お話を伺ってきました。
――昔ながらの製法を守り続けているのはなぜですか?
大與・大西社長「和ろうそくの灯りはとても幻想的で、独特の揺らめきがあります。
それを生み出すには、手でつくるしかないんです。
原料には高級なロウを使っているので、商品によっては不採算な面もありますが、続ける意味はあると思っています。」
たとえば櫨(ハゼ)のろうそくは、形成する際に、型を使うこともできないそう。
ロウに粘りがあって柔らかいため、型に流し込んでも取り出すことが難しいからです。
そのため、ひとつひとつ、手でロウを塗っているのです・・!
大與さん訪問のレポート記事はこちらから
>>和ろうそくが残してくれた〝あたたかみ〟の記憶
お米のろうそくの使い方
和ろうそくを暮らしに取り入れて、あたたかみのある日常を。
仏事や茶事はもちろん、さまざまなシーンで使ってみてください。
お線香をつけるときに
ただ火をつけるだけでも良いですが、線香を焚くときにもおすすめです。
実は線香は、どんな火で、どんな気持ちで火をつけるかによって、香りの広がり方が変わるといわれています。
お米のろうそくなど良質なろうそくに灯る火を、特別な炎と見立てて、線香に火をつけてみてください。
空間がさらにスッキリするはずですよ。
おすすめの線香は「備長炭麗シリーズ」です。
〝f分の1のゆらぎ〟でリラックス
心臓の音や小川のせせらぎ、雨音などを聞いているとき。
キラキラする木漏れ日や星のまたたきを見ているときなどは、不思議と心身が落ち着きます。
それは、「f分の1ゆらぎ」を聞いたり見たりしているからです。
自然界には実は不規則なゆらぎがあります。
わたしたちの心臓の鼓動も「f分の1ゆらぎ」のリズムになっていて、それに似たリズムを感じると、快適で心地よく感じるのだそう。
お米のろうそくの炎も「f分の1ゆらぎ」で、わたしたちに癒しを与えてくれます。
灯りをただ見つめて過ごす、リラックスのひと時を過ごしてみてください。
グッドデザイン賞、グッドデザイン中小企業庁長官賞
蝋涙(蝋が垂れること)や油煙をほぼ発生させない優れた燃焼力と自然環境や人に負荷をかけない点が評価されて、 2011年グッドデザイン賞・グッドデザイン中小企業庁長官賞を受賞しています。
商品名 |
お米のろうそく |
寸法 |
約80mm |
燃焼時間 |
約40分(使用条件によって、異なる場合があります) |
本数 |
20本 |
価格 |
1,100円(税込) |
コラム
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