そんな経験もあり、
同じ体験を、
多くの人にしてもらいたい!
そんな願いを持って、
長年、自然食のお店で、多くの人の人生に触れ、声を聞き続けること20年。
わたしの〝次なる挑戦〟は、
「食」だけでなく、
「もっと、日常的に、肌から良いものを吸収してもらえるもの」
を作って、
広めていくことになりました。

かつて、人生のどん底にいた頃、
わたしは、
肌もボロボロになっていました。
でも、それを必死に隠すために、
化粧で誤魔化し続けていたのです。
その時は、
「化粧って、
肌に悪いものをつけること」
だと思っていたので、
化粧をすればするほど、
わたしの肌には、
「悪い記憶」が蓄積されていきます。
だから、余計に心はボロボロになってしまったのです・・・。
「本当のわたしを見せたら、
きっと嫌われる。」
「苦しくても、
無理して、笑顔でいなきゃ。」
そんな、不安と恐怖に心は支配され、
「嘘の自分」を作り続ける日々・・・
外向きの自分は、
必死に笑顔でいるけど、
心の中はどんどん
ぐちゃぐちゃになっていく・・・
でも、そんなわたしを救ってくれた、
塾の塾長先生。
わたしは、その先生の美しい生き様に、心を撃ち抜かれました。
あぁ、人が生きるべき本来の姿って、
こうでなくっきゃ・・・
わたしも、こんな風に生きたい、と。
そう思えるような、美しく、カッコいい姿を、いつも見せてくれたのです。
同時に、その塾長先生の奥様もまた、
女性であるわたしが
見惚れてしまうくらい美しくて
こんなにも、
まわりを明るくしてくれる笑顔でいられたら
どんなにしあわせだろうと、
感じさせてもらいました。

わたしは、
先生と、その奥様のおかげで、
「嘘の自分でいるのは、もうやめよう」
って思うようになり、それ以降、
食べるものも、
肌に塗るものも、
そのすべてを、
「体に良いもの」
に変えていったのです。