わたしたちは毎日、見えない「音」を食べている
毎日の食事のとき、「添加物が入っていないか」や「オーガニックかどうか」を気にされる方は、少なくないと思います。
とくに、このコラムを読んでくださっている方やゆにわマートを利用されている方であれば、なおさらではないでしょうか。
しかし、耳から日々取り入れている「音」の健康への影響について、意識したことがある方は、じつはそれほど多くないのかもしれません。
Vol.2で、「音は全身で浴びるエネルギーである」ということをお伝えしました。
わたしたちは毎日、目に見えない「音」を、細胞レベルで「食べて(摂取して)」いるのです。
だとすれば、どのような音源(食材)を、どのような機器(調理器具)で再生するか、という視点は、これからの時代、とても大切なテーマになってくるのではないでしょうか。
そこで今回は、よい周波数がからだに与えるポジティブな影響と、あまり好ましくない周波数が与えるネガティブな影響について、お話ししたいと思います。
身近にひそむ、小さな違和感
現代では、多くの方が、ワイヤレスイヤホンやノイズキャンセリング機能を使われていると思います。
便利で快適な機能ですが、少しだけ立ち止まって考えてみたいことがあります。
ワイヤレスイヤホンは、電源(バッテリー)を内蔵しており、常に頭部のすぐそばに動力が置かれることになります。
長時間つけっぱなしにしていて、なんとなく頭が重く感じたり、疲れやすくなったりした経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、これがすべての方に当てはまるわけではありませんし、まだ議論が続いている分野でもあります。
ですが、「なんとなく違和感がある」という感覚を、無視しなくてもいいのではないかと、わたしは思っています。
ノイズキャンセリング機能についても、同様です。
周囲の音を打ち消すために、逆位相の音波を人工的に作り出すという、自然界には存在しない処理をおこなっています。

この不自然な処理が、なんらかの負担になっているのではないか、という声も、専門家からあがっています。
くわしいメカニズムについては、まだ研究の途上にある部分も多いので、ここでは深追いはしません。
ただ、便利さの裏側で、からだが小さな違和感を発しているとしたら、それに耳を澄ませてみる価値はあるかもしれませんね。
プラスチックが生み出す低音のリスク
次に、スピーカーやイヤホンの「素材」の話です。
いま市場に出回っているスピーカーの多くは、プラスチックや樹脂で作られています。
そして、車のオーディオなどで「ドンドン」と響かせる、人工的に生成された低音(だいたい50Hz以下)について、少し注意していただきたいことがあります。

じつは、人間の内臓には、それぞれ固有の周波数(もっとも共振しやすい周波数)があると言われています。
研究によると、腹部はおよそ4〜8Hz、胸部(呼吸器系)はおよそ5〜10Hzの帯域で、もっとも揺れやすいとされているのです。
これは、国際標準規格(ISO 2631)でも扱われている、全身振動に関する研究分野です。
外部からの振動が、この固有周波数と重なったとき、「共振」という現象がおこります。
共振がおこると、細胞の膜にある微細なセンサー(機械受容チャネル)が、通常よりも強く反応してしまうことが分かっています。
これが引き金となり、自律神経が刺激され、原因のわからない不安感や息苦しさ、疲労感につながることがある、という報告もあるのです。
イギリスの技術者、ヴィック・タンディ氏の逸話をご存知でしょうか。
彼が働いていた研究室で「幽霊が出る」と噂されていたのですが、調べてみると、換気扇からおよそ19Hzの超低周波音が発生しており、それが人間の眼球の固有周波数と一致していたことが判明しました。
換気扇を止めると、幻影も、原因不明の恐怖感も、消えたそうです。

もちろん、日常生活で耳にする程度の低音が、すべてこれほど深刻な影響を及ぼすわけではありません。
ですが、音程感をともなわない、人工的に生成された低音を、大音量で浴びつづけることには、少なくとも慎重であってもいいのではないか、と考えています。
「528Hz」だけでは癒されない?
さて、ここからは「よい周波数」の話に移っていきます。
YouTubeなどを見ていると、「528Hzを聴けば癒される」といった情報を、目にすることがあるかもしれません。

しかし、こういった単調な電子音を聴いても、じつは、それほど大きな癒し効果は期待できない、ということが、最近さまざまなところで指摘されるようになってきました。
なぜでしょうか。
音楽療法の研究者であり、鍼灸師でもあるファビ・ママン博士の研究に、興味深いものがあります。
彼は、体を悪くすると言われる「破壊周波数」ともよばれる440Hzという音であっても、上質なピアノで、ゆたかな「倍音」をともなって鳴らせば、まったく違う結果になる、ということを見出しました。
ママン博士は、自身のピアノで調律した440Hzの音を、何年にもわたって多数の患者に聴かせつづけ、その赤血球の状態データを集めたそうです。
すると、人工的に生成された単純な440Hz周波数のときとは異なり、細胞のエネルギーフィールドが調和し、歪みが解消されていく様子が観察された、と博士は報告しています。
つまり、大切なのは「何ヘルツか」という数字だけではなく、「どんな響き(倍音)をともなっているか」、そして「何が振動しているか」ということなのです。
だからこそ、ここまでお伝えしてきた通り、ゆにわマートで販売しているSIRIUSシリーズは「有機的な生命素材(木材)」で作られています。

無垢材でできた楽器がゆたかな音を響かせるのは、木の繊維が持つ微細な空洞構造が、複雑な倍音を自然に生み出すからです。
プラスチックが振動して出す音と、木が振動して出す音とでは、同じ「音」であっても、そこに宿るエネルギーのクオリティが、まったく異なるのですね。
目に見えない生命体「ソマチッド」
木の響きが持つ力は、わたしたちの目に見えないところでも、はたらいていると言われています。
以前のコラムでも少し触れましたが、わたしたちの体内には「ソマチッド」という、非常に小さな生命体が存在すると言われています。
顕微鏡で観察すると、みずから光を放っているのが確認できるそうです。
良質な響き、とくに自然素材を通したゆたかな倍音は、このソマチッドをもっとも活き活きとした状態に整えると言われており、わたしたちが本来もっている自然治癒力や、生命エネルギーを、内側から高めてくれます。
ゆにわマートでも、この力に着目した「ソマチッドクリーム」を販売しています。

よい音を浴びることと、よい成分を取り入れること。
どちらも、わたしたちの生命エネルギーを底上げしてくれる、大切な要素なのだと思います。
眠ってしまう音と、目覚める音
ところで、いわゆる「ヒーリング音楽」を聴いていて、いつのまにか眠ってしまった、という経験はありませんか?
じつは、一般的なヒーリング音楽の多くは、最終的に脳を眠らせる方向にはたらきかけるものがほとんどです。
しかし、現代を生きるわたしたちに本当に必要なのは、眠ることではなく、「リラックスしながらも、脳の必要な部分は活性化している」という状態です。
たとえば、集中して学習や仕事に取り組みたいとき。
ただリラックスするだけの音楽では、逆に眠くなってしまうこともありますよね。

SIRIUSの開発者であるY氏は、この課題に対して、少しユニークなアプローチをとっています。
それは、美しいピアノの音の裏側に、意識にはのぼらないほどのエネルギー(刺激)を、ひそかに忍ばせるという方法です。
耳には、心地よいピアノの音が聞こえているので、脳は「音楽を聴いている」と認識します。
しかし、その裏側では、脳を活性化させるための刺激が、静かに、しかし継続的に届けられているのです。
脳には「順応」という性質があり、同じ刺激にはすぐに慣れて、はたらきをサボってしまう傾向があります。
だからこそ、脳が予測できないような、ゲリラ的なアプローチが必要になるのです。
じつは、今回ご紹介する「ゆにわヘッドホン専用音源」は、まさにこの考え方をもとに作られています。
伝説のヒーリング楽器
この「ゆにわヘッドホン専用音源」に使われているピアノの音には、じつは、ただならぬ歴史的背景があります。
第二次世界大戦のさなか、長期間海上で生活する海軍兵士たちの心とからだのトラウマを癒やし、リハビリをおこなうために、ある楽器が開発されました。それが、フェンダー・ローズです。
(以下の写真はY氏から送っていただいたもので、実際に演奏に使われているものです。)

Fender rhodes
もともとはアメリカ海軍において、軍用部品などを再利用し、潜水艦の中でも演奏できるようにと作られたものでした。
構造としては音叉が並んでおり、その音叉をハンマーで叩いて音を鳴らすという、当時としては画期的な仕組みを持っていました。
つまりこのピアノは、生まれたときから、ひとの心とからだを癒すために作られた「ヒーリング楽器」だったのです。
ちなみに、その後商業化されたモデルの多くは、音叉ではなく、鉄をラバーで叩く構造に変わっていったのですが、今回の音源には、その「原型」である、音叉構造をもつ、非常に希少な初代モデルが使われています。
さらにこの音源の制作過程では、「シンクラヴィア」という、伝説的なデジタルシンセサイザーも使用されています。

Synclavier Post Pro SD
1970年代から90年代にかけて開発されたこの機材は、今でも最高水準のサンプリングレート100kHzという処理能力を持ち、小さい工場と同じくらいの電力を使って音を電子的に処理する大型のスーパーコンピューターで過程で生じるノイズや歪みを、極限まで排除する設計がなされていました。
マイケル・ジャクソンの音楽制作システムとして知られ、数々のミリオンセラーアルバムの制作の中核を担い、サウンドの純度を極限まで追求したサンプリングシンセサイザーで、圧倒的なエネルギーを生み出します。
「ゆにわヘッドホン専用音源」は、上記のような世界に現存する台数が非常に少ない希少な機材で制作されているのです。
録音からマスタリングまで、一貫して手がける安心感
世の中に出回っているオーディオ音源の多くは、誰が、どんな機材で、どんな処理をおこなったのか、正直なところ見えにくい部分があります。
しかし、今回の専用音源は、録音からマスタリングにいたるまで、音のエネルギーのクオリティを知り尽くしたY氏が、究極の楽器とレコーディングシステムを使って一貫して手がけています。


まるで、生産者の顔が見える野菜のように、「安心して耳から取り入れられる音」と言ってもいいかもしれません。
さて、ここまでご紹介してきた専用音源ですが、なぜ「UNIWA Headphone(ゆにわヘッドホン)」の「専用音源」なのか。
もちろん、他のスピーカーやイヤホンで音を再生することはできます。
しかし、これほどまでに繊細な倍音と、希少な機器によってつくられた高周波エネルギーを含んだ音源を、プラスチック製のワイヤレスイヤホンで聴いてしまっては、そのポテンシャルの多くが、失われてしまいます。
そもそも、このヘッドホンはもともと能力開発を目的として、開発がスタートしたヘッドホンです。
天然の無垢材をくり抜いたハウジング、高純度の銅線「PC-Triple C」、そして一般的なものの1.5倍以上にあたる、70mmという大口径のドライバーユニット。
これらすべてが揃った「有線の」ヘッドホンで聴くことによってはじめて、この音源が本来もっているエネルギーが、全身の細胞にまで届くのです。
これを書いているわたし自身、今までに多くのヒーリング音楽と呼ばれるものを聞いてきましたが、仕事や読書、作業などしながらでも、ここまでフラットな集中とリラックスのバランスが持続される体験は初めてでした。
また純粋に「再生機器(ヘッドホン)」の開発者自身が演奏・作成した「音源」を聴くという体験自体が新鮮だと感じます。

「ゆにわヘッドホン専用音源」は、このヘッドホンのポテンシャルを120%引き出す存在でもあります。
これからUNIWA Headphoneをお迎えになる方には、購入特典として、この専用音源をプレゼントさせていただいております。
ぜひ、本当に人生観が変わるような、異次元の音体験を味わっていただけたらうれしいです。
それでは、今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
佐藤想一郎
