シリウスパワー電源ケーブル

電源ケーブルが大切な理由〜開発者Y氏からのメッセージ

電源ケーブルの長さは、一般的に1メートル程度です。
電気はそれこそ、まちの電線から何十キロという距離を伝って、シリウスに届きます。電源ケーブルは、その中の1メートルにすぎません。

普通に考えたら、その１m（電源ケーブル）を変えたところで、何が変わるのか？と思うでしょう。

ところが実際に変えてみると、音質が非常に変わります。これは、ハイエンドオーディオの世界では、経験的に知られていること。
そのため、非常に高価な電源ケーブルも市販されているくらいです。

電源ケーブルの仕組みは、電気を川の水にたとえると、理解しやすいかもしれません。
川から水を汲むように、音響器具のなかに電気を汲んでいるような状態です。

その汲み方が非常に重要で。

泥が混ざっているような場所から水を汲むのか、一番上澄みの澄んだ部分から汲むのかによって、同じ川の水でも質が異なるわけですね。
電源ケーブルの役割は、都市を流れる太い電気の流れから、きれいな部分を取り出すフィルターのようなものなのです。

音が変わるということは、エネルギーの「質」が変わるということ。
よりきれいな電気エネルギーを汲んで、より生命に優しい、有機的なエネルギーがシリウスに取り込まれていくイメージです。

シリウス愛好家のみなさまに、世界最高峰のPC-Triple Cを使用した電源ケーブルを、ぜひ試していただきたいです。

シリウスの電源ケーブル：素材へのこだわり

※写真はシリウス本体（別売り）です

次に、PC-Triple Cについて、お話しします。

一般的なオーディオ機器では、銅がよく使われます。
銅は、銅鉱脈という自然の素材であり、自然が生み出したものですから、私たちのエネルギーとしても自然なものであり、体にとっても自然なものです。

銅が振動するわけですから、銅の素材の品質が重要になります。
同じ銅でも、純度の高い銅から何度も溶かして再利用された銅まで、様々な品質のものがあるのです。

再利用された銅には不純物が混入しやすく、使用しているうちに酸化して黒ずみ、銅ではなくなってしまうこともあります。

そんな中、今回のケーブルをはじめ、シリウス内部の配線材は、すべてPC-Triple Cという高純度の銅素材が使われています。

素材へのこだわりが、最終的な音の響きを決定づけているのです。
それが、シリウスのもっとも重要な特徴であり、他にはほとんど見られないものです。
内部配線材をPC-Triple Cだけで行っている製品は、世界中を探してもまだないでしょう。

自然の響きを生み出す、もうひとつの秘密

また、シリウスの電源ケーブルには、設計上の大きな特徴があります。
それは、一般的な電源ケーブルのように、ゴムで覆っていないことです。

電気の流れがあるところをゴムで覆うのは、ゴムで首を絞めているようなもの。
PC-Triple Cがもたらす自然な銅の響きを、逆に止めてしまいます。

シリウスの電源ケーブルは、自然の響きが伸び伸びストレスなく伝わるように、ゴムではなく、非常に厚いコットンを巻きつけています。

そのため、シリウスの電源ケーブルは、世の中にある硬いゴムで覆われた電源ケーブルとは異なり、柔らかいです。
空間を包み込むような、きれいでストレスのない電気の流れを実現します。